2022.04.04
SUPPORT
UPSS-SP-N2シリーズに暗号化ログインできない場合について
対象製品
ファームウェアバージョンVer. 4.05.09以前のUPSS-SP-N2シリーズ
※ファームウェアバージョンの更新を実施していない製品全てが該当します。
発生事象
Edge/Chrome v98以降などのブラウザで、UPSの暗号化ログインページ(https)にアクセスすると、ページへの安全でない接続の警告が表示され、接続できない。
原因
ブラウザのアップデートにより、TLS1.2よりも古い暗号化通信がブロックされる仕様となったため、
UPSS-SP-N2シリーズの一部のバージョンによっては、該当のブラウザではWebページに暗号化接続できなくなりました。
(Ver.4.05.09以前のUPSS-SP-N2シリーズが対象)
対応方法
一時的な回避方法
UPSにログインする必要がある場合、非暗号化ログイン(http)を使用してください。
非暗号化ログインが使用できない場合、TLS1.1に対応したブラウザ(EdgeブラウザのInternet Explorerモードなど)を利用して、接続ください。
※EdgeブラウザのInternet Explorerモードについては、こちらをご参考ください。
恒久的な回避方法
ネットワークボードのファームウェアバージョンをVer.4.05.10以降にアップデートすることで、対応する暗号化通信がTLS1.2にアップデートされ、改善されます。
Web画面にログインできない場合、CLIメニューから現在のバージョン情報を確認することが可能です。
SSH/TelnetクライアントからUPSにログインし「Version & Status」情報を確認ください。
最新ファームウェアのダウンロード、及びファームウェアのアップデート方法については、お問い合わせフォームよりご連絡ください。
※Ver.4.05.10では、TLS1.2が有効になっているInternet Explorerブラウザ、及びEdgeブラウザのIEモードよりアクセスできませんので、ご注意ください。