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SNMPボードの特殊機能を利用する


UPSS-SP/UPSS-HP/UPSS-Hシリーズ対応のAdvanced NW ボード・SNMP/Webボードは、SNMP・HTTP・TELNETプロトコルにより、ネットワークからUPSを監視・制御できます。

Advanced NW ボード[詳細はこちらをクリックして下さい]

Advanced NW ボード・SNMP/Webボードはさらに、
FTPおよびSOCKETプロトコルに対応しており、
より高度なコントロールに対応可能です。
以下にその一例をご紹介いたします。


FTP機能実用例

●UPS一括制御


FTPプロトコルの事例として、FTP一括制御があります。
UPS制御コマンドファイルをFTP転送することで、
フロアーにある全てのUPSをバッチファイルで起動・停止動作が一括制御できます。
システム異常時にシステム全体をリブートしなければならないシステムに有効です。

さらにPerl言語などを駆使することで、
クライアント数十台に繋がるサーバーを、

最初に立ち上がったクライアントをトリガに起動し
最後のクライアントがシャットダウンしたのをトリガに停止させる

ことも可能です。
これは内視鏡カメラのデータベースシステムで活用した事例で、
サーバーを無暗に稼動せずに、患者データを漏洩することを防ぐためのシステムです。
同様にプリントサーバーなどの自動起動・停止にも活用できます。

また、UPS監視ソフトのメッセージ機能で異常を把握し、UPS制御(リブートなど)は
FTP制御する構成にすると、常に余分なUPS情報がネットワーク上に流れることがないので、
トラフィックを低減できます。 

FTP設定方法

動作モード設定スイッチを0(FTPモード)に設定し、
プッシュスイッチを3秒以上押しリセットしてください。
リセット後、変更した設定値が有効となります。
その後、以下のUPSコマンドを書き込んだファイルを転送することでUPSの制御が可能です。
動作内容 FTPコマンド UPSコマンドファイル FTP転送ファイル
名称 内容 名称 内容
コンピュータシャットダウン後
UPSのAC出力停止
ftp -s:ftp_sd 送信先IP shutdown AXUF064

AXDS30
ftp_sd help

put shutdown

bye
UPSのAC出力停止 ftp -s:ftp_dw 送信先IP down AXUF064

AXDR0001F0
ftp_dw help

put down

bye
UPSのAC出力起動 ftp -s:ftp_up 送信先IP up AXUF064

AXUP000002
ftp_up help

put up

bye
UPSのAC出力リセット
(ON/OFF動作)
UPSに接続されている負荷の
強制リブートを行います。
5秒間OFFした後、UPSのAC出力を起動します。
ftp -s:ftp_rb 送信先IP reboot UR

AV

ftp_rb help

put reboot

bye

FTPコマンドバッチファイル実行例:クリックすると拡大図を表示します右のようにFTPコマンドをバッチファイルにすることで、複数台のUPSの制御も一括で行え、さらにシーケンシャル的なUPSの制御も可能となります。
またUPS監視ソフトを使用し、下図のように各イベントごとの実行ファイルに設定することで、
停電処理によるシャットダウン前に遠隔地のUPSのリモート制御が可能となります。


SOCKET 機能 実用例

SOCKETはチャットなどで使用される、リアルタイム性に優れたプロトコルです。
従来シリアルで行っていた通信を、ネットワークケーブル接続で生データのリアルタイム送受信が可能となり、
遠隔地の電源制御を、大きな工事をする必要が無く高速で行うことができるようになりました。

産業機器システム
描画データ転送システム(競技場スクリーン表示)などに活用できます。
MAC OS X フリーソフトLinuxネットワーク通信フリーソフトにも応用されています。

また、Visual Basic の Socket ライブラリを利用し、GUI 操作ソフトの作成や、
既存アプリケーションへの組込なども可能となります。
下記サンプルプログラムもご参照下さい。

SOCKET設定方法

動作モード設定スイッチを1(ソケットサーバ実行モード)に設定し、
プッシュスイッチを3秒以上押しリセットしてください。
リセット後、変更した設定値が有効となります。

機能

TCP/IPのソケットを用いたアプリケーションプログラムを持つホストに対して、
このソケットを通してAdvanced NW ボード・SNMP/Webボードと透過的な通信を行います。
接続時にはIPアドレスおよびポート番号(デフォルト:257)を指定します。

ホストとUPSとの間はTCP/IPを意識することなく透過的な通信が実現できます。
サーバの場合コネクションの接続、切断要求は常にホスト側から行います。

サンプルプログラム

VB6
にて作成しています。Windows対応・自己解凍ファイルになっています。
socket_sample.exe(29KB) ←クリックしてダウンロードし、実行して下さい。
※VB6ランタイムをご用意下さい。

操作方法
IPアドレスを入力し、接続ボタンを押すと、下記の操作が可能となります。

□ランプテスト・・・UPSのランプがすべて点灯します。
□ブザーテスト・・・UPSのブザーが鳴ります。
□バッテリテスト・・・バッテリテストを開始します。
□起動・・・UPSのAC出力からACが出力されます。(UPSのOPERATIONスイッチはONのままにしてください)
□停止・・・UPSのAC出力が停止されます。(UPSのOPERATIONスイッチはONのままにしてください)
□シャットダウン後停止・・・オプション監視ソフトをコンピュータにインストールすることで、
 コンピュータをシャットダウンした後に、 UPSのAC出力が停止されます。
 (UPSのOPERATIONスイッチはONのままにしてください)
SOCKET応用サンプルプログラム:クリックすると拡大表示します。


モデムによるセキュリティ強化

前述したように、色々な方法でネットワーク経由のUPS監視・制御が可能ですが、
WAN構築ではクラッカーの侵入を防ぐことも考慮しなければなりません。

ファイアウオールの強化、高レベルの暗号化などで対応していただくことが必要ですが、
シンプルな構成で安全なのは、下図のモデムによる接続です。
モデムによる遠隔操作イメージ:クリックすると拡大表示します
このソリューションに関するお問い合わせはお問い合わせフォームまたは 03-5833-4061 までどうぞ。





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